埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1312
■ 種類 論文
■ タイトル
Organic-rich nanoparticles (diameter: 10-30 nm) in diesel exhaust: Fuel and oil contribution based on chemical composition
■ 著者   Akihiro Fushimi3), 3,12), i3), ,  (独)国立環境研究所
  Katsumi Saitoh  (独)国立環境研究所・秋田県健康環境センター
  Yuji Fujitan  (独)国立環境研究所
  Shuichi Hasegawa  埼玉県環境科学国際センター
  Katsuyuki Takahashi  (財)日本環境衛生センター
  Kiyoshi Tanabe  (独)国立環境研究所
  Shinji Kobayashi  (独)国立環境研究所
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2011
■ 誌名・巻・号・年 Atmospheric Environment, Vol.45, Issue 35, 6326-6336, 2011
■ 抄録・要旨 後処理装置のない8Lディーゼルエンジン及び後処理装置のある3Lディーゼル車の無負荷状態と過渡状態における排ガス中の粒子について、粒径0.01〜10μmの個数粒径分布と化学組成を測定した。8Lエンジン・無負荷の条件では核モード粒子の個数濃度が高かったが、3L車では核モード粒子は観察されなかった。8Lエンジン・無負荷の条件では、粒径0.01〜0.032μmの粒子の大部分を有機物が占めていた。この有機物の成分を分析すると、エンジンオイルと類似した成分で構成されており、またそれはエンジンオイルの指標成分であるホパンの寄与が大きいことが示唆された。さらに、エンジンオイルに特有の元素も高く検出された。ホパンから求めたエンジンオイルの寄与率は8〜9割に達した。
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